オススメ!車の下回り洗浄(下部洗浄)ロングノズル! “雪国の人必見” 融雪剤洗浄!

冬になると雪国では、散布車が国道・主要幹線道路に凍結防止剤・融雪剤を撒いてくれます。

融雪剤のことを一般的に塩カルなんて言います。しかし、私も今回の記事を書くにあたり融雪剤には大きく分けて塩化ナトリウムと塩化カルシウムがあることを知りました。

くらっち

道に撒いている融雪剤は全部が塩カル(塩化カルシウム)だと思ってた…

特に塩化カルシウムは水に溶かした時の凝固点が低いで、寒さの厳しい北海道で使われることが多いそうです。

これら融雪剤のおかげで、道路が凍結せずに済んでいます。

一方で、この塩化ナトリウム・塩化カルシウムが車の下回りに付着して錆びてしまうのが悩みの一つでもあります。

なので、雪国在住者のほとんどは車購入時に納車時に下回りの錆止めコーティングを付けると思います。

それでも雪も落ち着いてきた春先には、洗車機で下回り洗浄をする人が多いと思います。

私は、春先になるまでに我慢が出来ないので冬シーズン中はホームセンターで購入したロングノズルを使って定期的に下回り洗浄を行なっています。

そこで、今回は改めて塩化ナトリウム・塩化カルシウムの性状についてと、オススメ下回りロングノズル(洗車でも使用可)をご紹介したいと思います。

是非、最後までご覧いただければ幸いです。

目次

塩化ナトリウムの性状

塩化ナトリウム(NaCl)は、無色の結晶であり、潮解性(水を吸収する性質)を持っています。塩化ナトリウムとは、一般的に食塩のことです。

塩化カルシウムに比べ、同じ量での融雪効果は塩化ナトリウムの方が大きいそうです。

参考 : https://www.hiyoshi-es.co.jp/service/chemicals/sodium_chloride/#tab-塩化ナトリウム

塩化カルシウムの性状

塩化カルシウム(CaCl2)は無色の結晶であり、水と反応して多量の溶解熱を発します。潮解性(水を吸収する性質)があるため、水によく溶けます。

食品添加物にも使用されており、代表的なところで豆腐の凝固剤(にがり)に使用されています。しかし、塩化カルシウム単体で多量に摂取するのは身体に悪影響を及ぼすので注意しましょう。

参考 : https://www.tokuyama.co.jp/products/chemicals/calcium_chloride.html

融雪剤で錆びるメカニズム

実際に融雪剤(塩化ナトリウム・塩化カルシウム)自体で錆びることはなく、融雪剤が吸収した水分によって錆びが進行してしまいます。

先ほどの説明でも、塩化ナトリウム・塩化カルシウムは潮解性を持っています。

そのため、車の下回りに付着した融雪剤が水を吸収してしまい、そのまま長期間付着することで融雪剤中の水分に車の鉄分が溶け出して(イオン化)することで、酸化してしまうことで錆となってしまうのです。

そのため、融雪剤が付着したら早めに落とした方が良いです。鉄と水の化学反応式は次の通りです。

Fe + 1/2O2 + H2O → Fe(OH)2

参考 : http://zaidantj.hiho.jp/ron/27ron/H27_1.pdf

下回り洗浄オススメロングノズル

グリーンライフ(GREEN LIFE) 散水ノズルスーパージェットロングノズルII 

 

何といっても、水圧が強いこと・水形が切り替えられること・180°の角度調整が出来ることです!

※水圧が強いと言っても市販の高圧洗浄機ほどの威力は無さそうです

ロングノズルを使った下回り洗浄(下部洗浄)方法

手順は至って簡単です!ホースの先端を付け替えて角度を調整して、車の下回りに入れ洗浄するだけです!

シャワーヘッドが付いていないホースでも、ロングノズルの付属品パーツで取り付け可能でした。

大半の付け替えアダプタの形状はメーカーが違っても統一されているかと思います。

しかし、取り外したシャワーヘッドに合わない場合もあるかもしれれないのでよく確認してから購入してください。

融雪剤(塩化ナトリウム・塩化カルシウム)付着による車の下回り洗浄に関する記事いかがでしたでしょうか。

読んでいただいた方の参考になればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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