信越シリコーンKF-96×カルナバ蝋を組み合わせたワックスで更なる艶出し

今回の記事は、以前の「信越シリコーンKF-96洗車後のワックスとして使用してみました」の続編です。以前の記事のリンクはこちら

前回の記事では信越シリコーンKF-96の用途についてご紹介させていただきました。

また、使い方としては全体に一塗りし、30分放置後に拭き取って終わりでした。

今回の記事では、信越シリコーンとカルナバ蝋を組み合わせたワックス更なる艶を目指したいと思います。

目次

1. カルナバ蝋とは?

「カルナバ蝋」って何?と、思った方もいることだと思います。

簡単に言うとワックスの主成分です。市販で売られている車用ワックスの裏面の成分の欄にもカルナバ蝋と表記されているものがあります。

具体的には、ブラジルのカルナバヤシから分泌される蝋であり、植物由来のワックスの中でも高度や融点が高いため、カーワックスとして使用されることが多いそうです。

他用途としては、 化粧品・艶出し剤・医薬品にも使用されているようです。

植物由来成分なので安心して使用することができるなと思いました。

引用元 : あぶら屋ヤマケイ https://yamakei.bsmile.jp/products/detail.php?product_id=494

2. カルナバ蝋購入先

私はホームセンター等で見つけられなかったので、ネットで購入しました。価格は200 g入りで2000円程度です。これから作るカルナバ蝋入り信越シリコーンでは100 ccの信越シリコーンKF-96に対して、5 gを入れます。もし、200 g以下を購入できるようであればそちらで十分かと思います。

粉末カルナバ蝋はこちらから

3. カルナバ蝋入り信越シリコーンKF-96の作り方

信越シリコーンKF-96を約200 mlを量り取り、鍋(鍋は100均で購入)に入れましょう。続いて、粉末カルナバ蝋を小さじ一杯(5 cc)加えます。

弱火で焦げないよう割り箸等でかき混ぜながら加熱していきましょう。

カルナバ蝋の融点は82.8℃(引用元 : あぶら屋ヤマケイ : https://yamakei.b-smile.jp/products/detail.php?product_id=494)ですので、ゆっくりと加熱していき温めながら蝋を溶かしていきましょう。

合わせて、信越シリコーンの引火点は310℃以上だそうです。

(引用元 : amazon https://www.amazon.co.jp/信越化学工業-1-8934-01-シリコーンオイル-KF-96-50cs-1kg/dp/B000W9N0Q0/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=信越シリコーン&qid=1621772472&sr=8-1

弱火で少しづつかき混ぜながら温めていくとカルナバ蝋が溶けて透明になります。

溶け終わってもしばらくの間かき混ぜながら加熱を続けましょう。

冷やしすぎると一度溶けたカルナバ蝋が再び析出してくるので、その前に次の作業に移りましょう。

次は不純物や溶けきらなかったものを濾過していきましょう。

オススメは、計量カップ(耐熱性の容器など)に以前の記事でも紹介したshopタオルを被せ真ん中を少し窪ませずり落ちないように輪ゴムで固定しましょう。

そこへ、少し冷めたカルナバ蝋入り信越シリコーンKF-96を少しづつ濾過していきましょう。

一度に入れると溢れたり重さに耐えきれずshopタオルごと落ちてしまうので注意しましょう。

濾過後は、下記写真のようにソースなどを入れる容器に移し替え完成です!

今回使用した鍋・保存容器などは100円ショップで購入してきました。

4. カルナバ蝋入り信越シリコーンKF-96を使ってみた

次にカルナバ蝋入りKF-96の使用タイミングについてです。

洗車の最後の仕上げにKF-96のみを全体に塗り終わった後に、さらにその上から(ガラス以外の部分に)カルナバ蝋入りKF-96を同様に塗っていくだけです。

その後、いつも通り30〜60分程度したらshopタオルで窓から順に拭き取るだけです。

この一手間加えるだけで信越シリコーンKF-96を塗った以上にボディに艶が出てきます。写真では分かりづらいですが、この記事を読んで興味をもっていただけたら是非実践してみてください。

5. オススメアイテム

●信越シリコーン KF-96

●粉末カルナバ蝋

●shopタオル

●信越シリコーンKF-96&shopタオル

6. 注意事項

今回の作業では火を使う箇所があるので火傷・火事には十分注意して実施してください。

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